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宝物館

宝物館

平成7年10月オープンの宝物館には国の重要文化財、『与州新居系図』をはじめとする神宝類約130点、故大倉粂馬氏奉献の古文書等の蔵書約1万冊を収蔵しております。

展示物は随時入れ替えておりますので、ご参拝の折に是非ご来館下さい。
 

展示品紹介

『与州新居系図一巻』国指定重要文化財
凝然大徳(示観国師)作

わが国三大古系図のひとつ。古代より中世にかけて当地方に栄えた新居氏一族の系図。平安時代中期より鎌倉時代末期までのおよそ300年間、数百人の人名が記されています。浩宮様(現天皇陛下)も当社をご親拝なされ、研究の一環としてこの系図をご覧になりました。

『伊曽乃大社祭禮絵巻』
作者不詳

長さ26.7メートル、幅35センチ。江戸時代後期の当社祭礼を極彩色も鮮やかに描いた絵巻物。製作年代は天保時代前後(1840年代頃)、西條藩絵師によって画かれたものと推定され、当時の祭礼の様子が細部まで丁寧に描かれており西条まつり研究の根本史料とされています。

『千古叢祠』
越智雄二作

西条市出身(現在鎌倉市在住)の洋画家、越智雄二氏より平成8年奉納されました。
当社神門前の社頭風景が描かれています。

『紅雲(石鎚山)』
越智雄二作

こちらも平成8年越智雄二氏より奉納を受けたものです。
早朝、石鎚に太陽が届く瞬間の神々しい御姿を描いたもので、西条市総合文化会館大ホール緞帳(平成7年西条市が作成)の原画として使われた作品です。

『墨梅画双幅』
南宗楊補之作

今から300年ほど前、備中寳福寺の立厳恵久が徳川光圀公の弟松平頼元公より賜り、郷里の氏神である当社へ奉納した品と伝えられ、当社に参詣した松平頼純公も激賞されました。幕末の混乱期に一旦紛失しましたが、故大倉粂馬氏が昭和6年旧平戸藩主松浦詮氏の嗣子厚氏より墨梅双幅を譲り受け、当社に奉納したものです。

『象形兜』
旧西條藩主(第10代)松平頼英公明治10年奉納

江戸時代後期の作で、頭形兜を内鉢に用い、和紙による一閑張り技法で象の頭を張懸けた変わり兜。江戸後期の日本絵画的な表現でありながら、写実的なところも感じられ、同じにユーモラスであり、具足師その他職人たちの技術を結集させた優品です。

MARCESTEL『MARCESTEL(マークエステル)氏奉納絵画』
景(けい)行(こう)天皇と共に天(あま)照(てらす)大御神(おおみかみ)を崇敬する幼い日の武國凝(たけくにこり)別命(わけのみこと)


 

拝観料

 ( )内は20名以上の団体料金

大人:300円 (200円)
小人:100円 (50円)